ドローンには、通常のドローンとは別にトイドローンがあります。
用途や性能など機能面などで通常のドローンとどう違うのか気になる人もいるでしょう。
そこで、今回はトイドローンが最強と言われる理由や購入する際の注意点やポイントなどについて紹介していきます。
この記事を最後まで読むことで、トイドローンについて気になる以下の3つについて理解することができます。
- トイドローンが最強と言われる理由
- トイドローンを購入する際の注意点とポイント
- コスパが高い最強トイドローン5選!!
トイドローンが最強と言われる理由
トイドローンが最強と言われる理由は、以下のとおりです。
- 機体登録が不要
- 航空法の対象外
- 価格が安い
- 自宅で気軽に練習できる
それぞれの理由を詳しく解説します。
機体登録が不要
トイドローンは軽量かつ小型なため、機体登録が不要となっています。
トイドローンを所有する場合には、通常必要な煩雑な手続きや機体登録費用を支払う必要がありません。
トイドローンの中には基本的な操縦や撮影をやってみたい初心者に適した機体がたくさんあります。
単に趣味の範囲でドローンを楽しみたい方にとって、手軽に使用できる点が魅力です。
航空法の対象外
100g未満のドローンは航空法の規制対象外となります。
制限された飛行ルールを気にせず、広範囲な場所でドローンを飛ばすことができるのがトイドローンの利点の一つです。
ただし、航空法の対象外であるからといって、無制限にドローンを飛ばすことができるわけではありません。
他の法律や規制(プライバシー保護や公共の安全)を遵守する必要があります。
また、100g未満のトイドローンの大半は屋内用なので屋外で飛ばす場合は注意が必要です。
価格が安い
トイドローンはその価格の安さが特徴です。
多くは数千円から1万円程度の価格帯となっているため、初心者や未経験の方でも比較的入手しやすくなっています。
価格が安い分、一般的なドローンと比べると品質が劣ってしまうものの、個人の趣味で楽しむ範囲であれば、十分な飛行能力とカメラ機能を備えています。
初めてドローンを購入する方はトイドローンを選ぶのは良い選択といえるでしょう。
自宅で気軽に練習できる
トイドローンは、自宅で気軽に練習することができる点も魅力です。
一般的なドローンで練習するためには、大きな室内施設や屋外の練習場に行かなければならないため、手間も時間もかかります。
一方でトイドローンだと騒音や振動も少なく、小型で小回りがきくため、室内や庭などの狭いスペースでも安心して飛行させることができます。
トイドローンを使って自宅で気軽に練習できることは大きなメリットといえるでしょう。
トイドローンを購入する際の注意点
トイドローンを購入する際に注意しなければならない点がいくつかあります。
- 小型無人機等飛行禁止法の対象にはなる
- 通常のドローンより性能は劣る
- 公園などの利用ルールには則る必要がある
それぞれを詳しく解説していきます。
小型無人機等飛行禁止法の対象にはなる
小型無人機等飛行禁止法とは、国の重要施設やその周辺の上空を小型無人機が飛行することを禁止する法律です。
国会議事堂、首相官邸、中央省庁などが国の重要施設となっています。
小型無人機等飛行禁止法で定める「小型無人機」は、重量による除外規定がないため、トイドローンやトイラジコン機なども対象となります。
航空法で定める「無人航空機(100g以上の機体)」と異なるので注意しましょう。
トイドローンを屋外で飛ばす場合は、周辺の状況を調べて飛ばせるエリアかどうか確認する必要があります。
通常のドローンより性能は劣る
トイドローンは一般のドローンより価格が安く、小型であるためどうしても性能が劣ってしまいます。
たとえば、トイドローンは小型で軽量なため、風の影響を受けやすく飛行時間も短い傾向があります。
また、カメラ性能も通常のドローンの方が優れており、高解像度でブレずに安定した空撮ができる場合が多いです。
しかし、初心者や個人が趣味で楽しむ場合であれば、トイドローンであっても申し分ない性能を備えています。
コスパが良いことには変わりないので安心してください。
公園などの利用ルールには則る必要がある
公園などの公共施設でドローンを飛行させる場合、利用ルールに則る必要があります。
トイドローンだからといってどこでも飛ばせるということではないので注意しましょう。
特にドローンの使用について、以下のルールがないか注意してください。
- ドローン使用禁止かどうか
- ドローン飛行可能な時間帯があるかどうか
- 利用場所の周囲は飛行させても安全かどうか
公園によって利用ルールや条件が異なるため、詳しい内容について公園を管理する団体や自治体に直接問い合わせて確認すると良いでしょう。
トイドローンを購入する際の見るべきポイント
トイドローンを購入する際の見るべきポイントは主に3つあります。
- ドローン使用禁止かどうか
- ドローン飛行可能な時間帯があるかどうか
- 利用場所の周囲は飛行させても安全かどうか
それぞれ見ていきましょう。
バッテリーは追加購入可能か
トイドローンは一般のドローンと比べてバッテリーの容量が小さいため、飛行時間が短くなってしまう機体が多いです。
付属バッテリーが一つだけだと短時間しかドローンを飛行させることができず、何度も飛行練習をしたい場合には不便に感じます。
したがって、追加でバッテリーのみ購入できるかどうか事前に確認しておくことをおすすめします。
また、バッテリーには種類があり、機体やメーカーによって異なるため購入前にチェックしておくと良いでしょう。
カメラは付いているか
トイドローンのすべての機体にカメラが搭載されているわけではありません。
一部のモデルや初心者向けの格安のトイドローンにはカメラが備わっていない場合もあるため、カメラの有無を確認しておきましょう。
また、カメラが付いていても録画機能が付かない機体や映像の綺麗さが異なります。
自分の目的や予算に合わせてカメラ付きのトイドローンを選ぶのがおすすめです。
プロペラガードは付いてるか
プロペラガードとは、ドローンのプロペラが壁や障害物に接触した場合にドローンへの損傷を抑えたり、人や物に当たったときに危害を防ぐ役割があります。
ドローン操縦が未熟であったり初心者の方は、プロペラガードを常に装着して飛行することが推奨されています。
トイドローンの多くはプロペラガードがあらかじめ装着した状態で販売されている機体が多いですが、中には別途購入しなければならない場合もあります。
購入前にプロペラガードが付属しているか製品の仕様やパッケージをチェックしておきましょう。
コスパが高い最強トイドローン5選!!
トイドローンは通常のドローンに比べて価格が安く初心者の方も手軽に購入できる機体が多くありますが、価格が安いだけでなく性能面がどうなのか気になりますよね。
今回はトイドローンの中でも特にコスパが高い最強トイドローンを5つ紹介します。
どれもおすすめの機体なので、自分の目的や予算と照らし合わせてどれが合っているか検討してみてください。
DJI Tello
まず最初におすすめしたい機体は、DJI社が開発したトイドローン「Tello」。
価格は1万円台とお手頃ですが、トイドローンの中では飛行性能が高く、高品質なカメラ機能を搭載しているのがポイントです。
また、簡単操作で自動離着陸ができることやフェールセーフ保護機能など、機体を安全に飛ばせる機能が搭載されており、初心者にもおすすめ。
バウンドモードや8Dフリップといった様々なフライトモードを搭載しており、アクロバットな動きも簡単にできて、操縦自体を楽しむことができるのも魅力です。
ジーフォース Leggero GB180
ポケットサイズですが、飛行性能や操作性が高いトイドローンです。
一般的なドローンに搭載されるシステムを採用することにより、高い飛行安定性を持っているので操縦に不安な方も安定して飛行できます。
高性能カメラ(フルHDカメラ)も搭載されており、趣味の範囲では十分に空撮を楽しめます。
ドローンを飛行させるために最低限必要な付属品がセットでついてくるため初心者には嬉しいです。
ただし、飛行時間が10分と短く、バッテリーは1つしか付属していないため、追加購入するのが良さそうです。
HolyStone HS420
屋内での操縦練習には最適の初心者向け入門機モデルです。
プロペラガードが付いた機体のほかに、送信機、バッテリー(3本)、充電器、交換用プロペラといった道具一式が揃っています。
先ほど紹介したTelloやLeggero GB180と比べると飛行性能は劣るものの、室内練習用としては充分に安定した飛行ができます。
狭い場所でも練習しやすいサイズとなっているため、マンションやアパートにお住いの方も部屋の中でドローン飛行を楽しめます。
Holy Stone HS450-B
Holy Stone HS450-Bの一番の魅力はなんといっても対戦バトルができることです。
対戦のルールはカンタンで、赤外線を相手のドローンに何度か当てると、地面にゆっくり下降して飛行できなくなる仕組みになっています。
親子や友達同士でドローン対戦を楽しめる画期的なトイドローンです。
また、スピードを3段階で調整することができ、様々な速度でトイドローンを安定して飛行させるのは難しいため、操縦練習として一人でも楽しめます。
HolyStone HS210Pro
HolyStone HS210Pro扱いやすいトイドローン機体として人気があります。
操作性に優れ、基本的なドローンの操縦方法を身につけるのに最適です。
また、トイドローンの中でも小型ながら、スマホと連動させてドローンの映像を動画、写真撮影できるのもポイントです。
Telloに比べると映像の精度は劣るものの、HD画質で画像のブレも比較的少ないことから子どもの遊びで空撮を楽しむには十分な性能といえるでしょう。
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