「なるべく安いドローンを買いたいけどどれが良いんだろう」
初心者がドローンを買うとき、なるべく安いドローンを買いたいですよね。
しかし、結局安いドローンでもどれを買えばいいのかわからない方多いと思います。
そこで、今回は、初心者にオススメの安いドローンや安いドローンを買うときにみるべきポイントなどについて紹介していきたいと思います。
この記事を最後まで読むことでドローン初心者の以下の3つの悩みについて解決することができます。
- ドローンを買うときどこ見ればいいの??
- 安いドローンってどうなの??
- オススメの安いドローンはどれ??
初心者がドローンを購入する際に見るべきポイント
初心者がドローンを購入する際に見るべきポイントは以下の5つになります。
- プロペラガードの有無
- 最大飛行時間
- カメラの性能
- 自動帰還機能
- 障害物検知機能
プロペラガードの有無
まず、見るべきポイントとしてプロペラガードの有無です。
なぜかと言うと、ドローンはプロペラが剥き出しで、人に当たるととんでもない事故を起こす可能性があるからです。
比較的新しい機体や高価な機体に関してはセンサーがついており、物や人が近づくとそれ以上近づけないように制御されますが、初心者用の安価なドローンにはセンサー機能がついているものが少ないので、自分の腕だけが頼りになります。
操縦技術を磨くのも大事ですが、ドローンの操縦に慣れてないうちはプロペラガードを装着することをお勧めします。
もちろん慣れている人も装着することに越したことはないです。
最大飛行時間
ドローンは機体や販売しているメーカーによって最大飛行時間が変わります。
機体が大きいとそれだけ積めるバッテリーも大きくなるので飛行時間は増える傾向があります。
それこそ現在はドローンも普及してきて、性能も上がってきているので一つのバッテリーで約50分飛ばせるものだったりと出てきていますが、少し前のドローンだと10分から20分くらいが普通でした。
頻繁にバッテリーを変えるのもストレスが溜まってくるものなので、できれば最大飛行時間の長いバッテリーの強いものをお勧めします。
カメラの性能
カメラの性能も現在のドローンはiPhoneや一眼レフに劣らないものを搭載しています。
動画では4Kの映像を撮ることが可能で、自然や街並み、物や人物などを鮮明に撮影することができます。
機体が高価なものになるほど、性能が上がるのはもちろんですが、そこまでカメラの性能が必要ない人や違いがわからない人は無理して高価なドローンを購入せずに、下位モデルを購入するのも一つの手です。
正直、近年はドローンに限らずカメラの技術も進歩しているので、下位モデルでも元々搭載されているカメラの性能が高いものも多いです。
自動帰還機能
ドローンには自動帰還機能といって、飛ばす前にGPS機能で離陸場所をキープし、電波が切れたり、緊急時に自動で離陸した場所まで戻ってくる機能があります。
自動帰還機能ボタンがついているものもあり、こちらに関しては、遠くまで飛ばして疲れた時などにボタン一つで戻ってきてくれるので安心してドローン飛行を楽しむことができます。
少し前のドローンでは高価なものにしか付いてなかった機能ですが、ドローンの普及に伴い、ドローンの事故も散見されるようになってきて、最近は比較的いろんな機種で見かけるようになった気がします。
障害物検知機能
障害物探知機能は主にドローンの飛行中に、センサーで障害物を探知して、衝突を避けるといった機能です。
ドローンの機体にセンサーが付いており、全方位からの衝突を回避するといったものから、前後左右のみなど機種によってセンサー数の違いは見られます。
これも高価な機体になればなるほどセンサー数も多くなる傾向がありますが、壁から物、人物にもしっかり反応するので安心して操縦することができます。
気を付けなければいけないのが、ドローンによってはいくつかのモードが用意されており、例えばですが、DJIのドローンではスポーツモードが備わっていて、スポーツモードにすると速度が上がり、速くなる分、障害物探知機能が取り払われるので、山など障害物が多いところでは十分に注意して操縦してください。
初心者がドローン購入後忘れてはいけないこと
初心者がドローンを購入する際は以下の2つは忘れてはいけません。
- 機体登録
- 飛行許可申請
機体登録
2022年6月20日から改正航空法に基づいて、未登録の機体に関しては原則飛行が禁止されるのと同時に、登録後に送られてくる登録記号を機体に表示することが義務化されました。
これに加えて、ドローンにリモートID機器の搭載も義務付けられています。
なぜこれらが義務化されたかというと、今後益々ドローンが普及することによって事故も増えていき、その時に機体の所有者が分からないと責任の所在や原因究明だったりが出来ず、今後のドローン社会において必要な措置が講じれなくなるからです。
なので、ドローン購入後は必ず機体登録をするようにしましょう。
飛行許可申請
ドローンを購入して、機体登録をしたらすぐにどこでも飛ばして良いわけではありません。
ドローンを飛ばす際に、飛ばす場所によっては国土交通省に対して飛行許可申請というものをして許可を得てから飛ばすことが可能になるといったケースもあります。
あらかじめ対象は決まっていますが、空域に関しては以下の4つです。
- 150m以上の空
- DID地区(人口密集地帯)
- 空港などの周辺
- 緊急用務空域
飛行方法に関しては、以下の6つの際に飛行許可申請が必要になります。
- 夜間飛行
- 目視外飛行
- 人や物件と距離を確保できない飛行
- イベントなど催物上空での飛行
- 危険物の輸送
- 物件の投下
安いドローンを購入するメリット
安いドローンを購入するメリットは以下の3つになります。
- ドローン入門編として扱いやすい
- 故障や失くしても精神的ダメージは少ない
- 100グラム以下なら機体登録や申請がいらない
ドローン入門編として扱いやすい
安価なドローンは、安いが故に性能も低く、搭載されている機能も多くないので、単純動作での操縦が主になります。
なので複雑な操作はなく、純粋にドローンを飛ばすだけになるので初めてドローンを飛ばす人や経験が浅い人にはメリットになります。
ほとんどが上下左右旋回の運動とカメラの機能しか付いてないので、コントローラーもシンプルで高いドローンに比べて、操縦ミスも少なくなると思います。
なにより、高いドローンのデメリットでもある持ち運びに関して、安価なドローンであれば機体のサイズも小さいので大きな荷物になることなく持ち運ぶことが可能です。
故障や失くしても精神的ダメージは少ない
なんと言っても、安価なドローンのメリットはこれではないでしょうか。
ドローンも機械です、常に故障と隣り合わせな上に、自分の操縦次第では墜落や紛失することだってあり得ます。
性能が良いドローンほど高くなるので、慣れてないうちにいきなり良いドローンを使うと扱いきれずにぶつけてしまったり、操縦ミスで紛失してしまったりする可能性があり、もしそうなってしまった場合、精神的に立ち直れません。
ですが、安価なドローンなら1万円前後のものもありますし、気にせずガツガツ使うことができます。
故障を恐れず、たくさん飛ばして技術を身に付けましょう。
100グラム以下なら機体登録や申請がいらない
近年ドローンが普及してきたことにより、墜落事故や飛行場所などドローンに関して様々な問題が露出してきており、年々ドローンの規制が厳しくなってきております。
事故が起こった時の責任の所在を明確にするため、今後のドローン社会に役立てるために、100グラム以上であれば、機体登録の義務化も始まり、その上、飛行許可申請などややこしい手続きもしないといけません。
申請しても許可が降りるまで時間も掛かります。
ですが、安価なドローンであれば、機体も小さいものも多く、100グラム以下の機体を選べば、このような面倒な手続きを踏まなくて済みます。
安いドローンを購入するデメリット
安いドローンを購入するのはメリットだけではありません。
デメリットもあり、それが以下の2つになります。
- 搭載されている機能が少ない
- バッテリーの持ちが悪く、壊れやすい
搭載されている機能が少ない
基本的に安価なドローンは性能も低く、搭載されている機能も少ないです。
カメラの有無もありますが、カメラの機能があったとしても解像度が低かったりしますし、障害物センサーも少なかったり、付いてない機体もあります。
他にも、自動帰還機能が付いてなく、自力の帰還になったり、追従機能がなかったりとあれば助かる機能が付いてないことの方が多いです。
バッテリーの持ちが悪く、壊れやすい
非常にバッテリーの持ちは悪いです。
機体が小さいので、積めるバッテリーも限られているので仕方のないことですが、物足りなさは感じてしまうと思います。
そして壊れやすいです。
まず、初心者ということ、そして障害物センサーが付いていないので、ぶつけてしまったり紛失することが多々発生します。
電波受信も強くはないので、そんなに遠くまで飛ばすことができないのもデメリットです。
初心者にオススメの安いドローン10選!!
初心者にオススメの安いドローンを10個紹介していきます。
tello
「みんなが楽しめるドローンを。」ということで開発されたトイドローンです。
小さい機体ですが、動画も写真も撮影することができ、自動離陸、自動着陸の機能も備わっています。
DJIが開発に関わっていることもあり、安価なドローンにしては高解像度での撮影ができ、丈夫な設計で造られているので安心して飛ばすことができます。
プログラミングにも対応している機種があるので、ただ飛ばすだけでなく、プログラムを組んで飛ばす楽しみ方もあるのでお子様と一緒にどうでしょうか。
telloのスペック | |
価格 | 12,980円 |
サイズ | 98×92.5×41mm |
重さ | 80g |
カメラ | 写真:5MP(2592×1936) 動画: HD720P |
最大飛行時間 | 13分 |
操作可能距離 | 100m |
Holy Stone HS420
そこまで性能が高いドローンではないですが、持ち運びしやすく、ちょっとしたキャンプやお出掛けに持っていくのにはちょうど良いドローンです。
microSD録画ではないので、スマホに飛んでくる映像を録画する形になります。
カメラは自動ではなく、手動で角度調節をしないといけません。
送信機はバッテリー充電ではなく、電池交換なので、飛ばしたいなと思ったときに充電する必要がなく、電池を交換するだけで良いので気軽に飛ばすことができます。
Holy Stone HS420のスペック | |
価格 | 10,549円 |
サイズ | 84×90×34mm |
重さ | 46g |
カメラ | 写真:HD1280×720P 動画: HD720P |
最大飛行時間 | 18分(バッテリー3つ合計) |
操作可能距離 | 100m |
Leggero
特徴は、前方から真下までの角度を調節が可能な4K/2Kの高画質カメラを搭載。
Wi-Fiでスマホとリンクして、専用のアプリで映像を見ながら動画や写真撮影が可能です。
機体前方にはLEDライトも付いており、夜間の視認性にも優れています。
バッテリーの持ちは10分と短いですが、それでも高画質の映像を撮れるという利点があるので、練習しながら映像も妥協したくないという人にはおすすめです。
Leggeroのスペック | |
価格 | 11,200円 |
サイズ | 102×136×36mm |
重さ | 60g |
カメラ | 写真:4K(3840×2160) 動画:2K(1920×1080) |
最大飛行時間 | 10分 |
操作可能距離 | 30m |
Holy Stone HS340
初心者向けの手頃な価格のドローンで、操作が簡単なため、ドローン操作を学びたい方におすすめです。
ジェスチャーコントロール機能があり、手の動きで簡単に写真やビデオを撮影できます。
また、自動ホバリング機能が飛行を安定させ、ビデオ撮影をスムーズに行えます。
Holy Stone HS340のスペック | |
価格 | 6,830円 |
サイズ | 80 x 80 x 35mm |
重さ | 50g |
カメラ | 1280×720P |
最大飛行時間 | 11分 |
操作可能距離 | 30m |
Holy Stone HS440
このドローンは折りたたみ式で持ち運びに便利です。
1080p HDカメラが付いており、クリアな映像を撮影することができます。
また、初心者でも簡単に操縦できるよう、ワンキーテイクオフ/ランディング、ヘッドレスモードなどの機能が搭載されています。
Holy Stone HS440のスペック | |
価格 | 15,389円 |
サイズ | 289×195×59mm |
重さ | 166g |
カメラ | 1920×1080P(SDカード側) 1280×720P(スマホ側) |
最大飛行時間 | 20分 |
操作可能距離 | 100m |
Holy Stone HS450B
このモデルはバトルドローンとして設計されており、赤外線戦闘機能を搭載しています。
友達と一緒に赤外線をぶつけ合って戦うことができ、初心者でも楽しめるユニークな機能を持っています。
安定した飛行と簡単操作が特徴です。
Holy Stone HS450Bのスペック | |
価格 | 10,186円 |
サイズ | 83×89×39mm |
重さ | 35g |
最大飛行時間 | 6分 |
操作可能距離 | 50m |
DBPOWER
長い飛行時間と耐久性を兼ね備えたドローンで、特に初心者に適しています。
720p HDカメラを備えており、高品質のビデオと写真が撮影できます。
また、低電圧アラーム、ヘッドレスモードなどの機能が飛行をサポートします。
DBPOWERのスペック | |
価格 | 8,999円 |
サイズ | 170mm×180.5mm×40mm |
重さ | 89g |
カメラ | 1920×1080 |
最大飛行時間 | 15分 |
操作可能距離 | 60m |
4DRC V4
このドローンは非常にコンパクトで、初心者が使いやすい設計になっています。
高度保持機能が飛行を安定させ、ワンキースタート/ランディングが操作を簡単にします。
フリップとロール機能でアクロバティックな飛行も楽しめます。
4DRC V4のスペック | |
価格 | 8,900円 |
サイズ | 222x 169 x 38mm |
重さ | 124g |
カメラ | 1920 ×1080P |
最大飛行時間 | 17分 |
操作可能距離 | 120m |
Holy Stone HS210
小型でありながらも機能的なこのミニドローンは、屋内での使用に最適です。
自動ホバリング機能によって飛行が容易で、複数のスピードモードが初心者から上級者までのニーズに応えています。
また、迷った時に役立つヘッドレスモードも備わっています。
Holy Stone HS210のスペック | |
価格 | 5,980円 |
サイズ | 80×80×30mm |
重さ | 22g |
最大飛行時間 | 7分 |
操作可能距離 | 50m |
4DRC 4D-F3
4DRC 4D-F3は小型で手頃な価格のドローンで、初心者や趣味の両方に適しています。
このドローンは折りたたみ式の設計が特徴で、持ち運びが便利です。
1080pのカメラを搭載しており、クリアな画像とビデオを撮影できます。
また、リアルタイムのWi-Fi転送機能を利用してスマートフォンに直接映像を送信することも可能です。
GPSポジショニングシステムにより、正確な位置情報を提供し、オートリターン機能も備えています。
これにより、ドローンが信号を失ったりバッテリーが少なくなったりした場合に、自動的に帰還することができます。
4DRC 4D-F3のスペック | |
価格 | 15,899円 |
サイズ | 327mm×327mm×58mm |
重さ | 171g |
カメラ | HD 4096×3072P |
最大飛行時間 | 30分 |
操作可能距離 | 500m |
本格的に空撮を楽しむならDJImini3proがオススメ
DJImini3proのスペック | |
価格 | 116,380円 |
サイズ | 251×362×70mm(プロペラ展開時) |
重さ | 249g |
カメラ | 写真:48MP(8064×6048) 動画:4K(3840×2160) |
最大飛行時間 | 34分(インテリジェントバッテリー使用時) 47分(インテリジェントバッテリーPlus使用時) |
操作可能距離 | 18km(インテリジェントバッテリー使用時) 25km(インテリジェントバッテリーPlus使用時) |
名前にminiと付いていますが、このサイズ感にしてこの性能、搭載されている機能はドローン随一を誇っています。
機体が小さいと積めるバッテリーも小さくなり、長時間飛行できないと言いましたが、DJImini3Proは例外で、最大47分ものフライトをすることが可能になっています。
そしてバッテリーだけでなく、映像も4Kに対応している上に、縦撮りにも対応しています。
その他にもズーム機能や前方・後方・下方に障害物センサー、6つのクイックショットモードにSモード・Nモード・Cモードという3つのモードを搭載しています。
通常これだけの機能を搭載していると機体は大きくなり、持ち運びし難いですが、DJImini3Proは小さいドローンの部類に入るので持ち運びの点でも優れています。