「FPVのゴーグルってどれを選べばいいんだろう…」
FPVドローンを飛行させる上で、必ず必要になってくるのが「ゴーグル」ですよね。
しかし、ゴーグルによってどんな違いがあるのか、どのゴーグルを選ぶのがいいのかわからないですよね。
そこで今回は、FPVゴーグルを購入する際に見るべきポイントやオススメのゴーグル紹介していきます。
この記事を最後まで読むことでFPVドローン初心者が疑問に思う以下の3つの悩みを解決することができます。
- ゴーグルを購入する際はどこを見ればいいの??
- 単眼と二眼ってどう違うの??
- どのゴーグルがいいの??
FPVゴーグルには単眼と二眼がある
FPVゴーグルには単眼と二眼(複眼)の二種類があります。
単眼ゴーグルは、複眼ゴーグルに比べサイズが大きく、重いという特徴がありますが、その分価格が複眼ゴーグルに比べ安いという傾向があります。
複眼ゴーグルは、高いですがサイズが小さく、軽量なものが多いので、上級者になればなるほど、複眼ゴーグルを使用している人がほとんどです。
そして、ゴーグルに搭載している受信機の交換ができるものもあるので、自分仕様にカスタマイズできるのも一つのメリットかもしれません。
初心者の方はまずは、導入コストも低い単眼ゴーグルを使い、慣れてから複眼ゴーグルの購入を考えてもいいかもしれません。
FPVゴーグルを選ぶ際に見ておくべきポイント
バッテリー
FPVゴーグルはバッテリーの消耗が早く、メーカーやモデルによっては別途バッテリーの準備が必要です。
ドローンの機体に付いているような、外観を崩さない装着型バッテリーもあれば、リポバッテリー(リチウムイオンポリマーバッテリー)のような剥き出しのバッテリーを使用するFPVゴーグルもあります。
基本的に機体の最大飛行時間よりかはゴーグルのバッテリーの持ちは長いので心配することはありませんが、リポバッテリーの場合、①電圧[V]②電流[A]③放電容量[mAh]④放電容量係数[C]これらの規格が関わってくるので、単位や数値に悩む人も多いと思います。
なので、リポバッテリーの場合、どの規格が合うのかをしっかり調べてから購入することを推奨します。
解像度
FPVゴーグルの解像度は、スマホなどと比較すると低解像度で、低価格帯のもので640×400くらい、高級なものになると1440×810程度まで上がります。
ドローン自体に搭載されているカメラの解像度はゴーグルよりも高いですが、ゴーグルの解像度は800×480ほどあれば十分な解像度だと思います。
重量
重量に関しては、単眼のゴーグルの方がサイズが大きく重たい傾向があります。
単眼では300グラム以上のものが多く、複眼では300グラム以下のものが多い印象です。
出しているメーカーによってはその限りではないですが、搭載されている機能や性能によっても重量は変わってきたり、中には眼鏡をしたまま装着できるものもあるので重たくなってきたりはします。
重量によっては首の負担にも関わってくるので、視認性とは別に上級者が比較的軽量な複眼ゴーグルを使う理由がここにもあるかもしれません。
録画機能があるか
ほとんどのFPVゴーグルには録画機能が搭載されています。
しかし、ゴーグルによっては外部機器を装着しないと録画できないといった機種も存在するので購入前にしっかりと確認しておくことが大事です。
あと、実際に録画できるfps(フレームレート)数値が同じでも、メーカーによって映像の鮮明さは多少変わったりするそうこともあるそうです。
一般的に人が見てスムーズに見えるフレームレート値が24〜30fpsと言われており、日頃見ているテレビのフレームレート値は30fpsなので、30fpsあれば十分なスペックだと言えます。
オススメのFPVゴーグル5選!!
DJI GOGGLES V2
DJI GOGGLES V2のスペック | |
価格 | 89,848円 |
重さ | 420g |
解像度 | 1440×810 |
DVR | 60fps |
420グラムと複眼にしては重たい部類に入りますが、性能は他のFPVゴーグルに比べてとても良いです。
特になんといってもカメラ機能がずば抜けており、映像のfps(フレームレート)値は60fpsで、テレビのフレームレートが30fpsと考えると持て余すくらいの数値です。
ディスプレイも有機ELなので映像が鮮明に映ります。
ですが、日本含め、いくつかの国では5.8GHzの周波数帯の利用は禁止されているので、今現在日本国内でのDJI GOGGLES V2の販売は中止されており、メルカリ等でしか購入できなくなっています。
Fat Shark Scout FPV
Fat Shark Scout FPVのスペック | |
価格 | 29.800円 |
重さ | 336.5g |
解像度 | 1136×640 |
DVR | 60fps |
FPVゴーグルはたくさんありますが、その中でもめずらしく、眼鏡を掛けたまま装着することができるモデルとなっています。
ダイバシティ受信搭載機となり、内臓型のパネルアンテナとゴーグル上部中央から出る高感度キノコ型アンテナを取り付けることでノイズの少ない受信を可能としています。
曇り止めのファンもあり、価格以上の機能が搭載されており、DVRも60fpsなので、スムーズな映像を録画することができます。
ゴーグルの中では価格は安い方なので、入門編としてお勧めの一台です。
SKYZONE SKY04X V2
SKYZONE SKY04X V2のスペック | |
価格 | 77,202円 |
重さ | 267g |
解像度 | 1280×960 |
DVR | 60fps |
OLEDディスプレイを採用しており、高解像度を実現しています。
OLEDディスプレイなので色合いが鮮やかで高コントラストで綺麗な画像を求める人にお勧めできるゴーグルです。
アスペクト比も4:3と16:9が用意されているので、いつでも切り替えることが可能です。
屈折度もー6から+6まで調節できるので、近視の方、遠視の方どちらも使用することができます。
その他にも、ゴーグル自体も軽量でDVRは60fpsで滑らかな映像、曇り止めファン搭載などありがたい機能も付いているので、価格を気にしない人であればお勧めできるゴーグルです。
ARRIS(アリス) EV800D
ARRIS EV800Dのスペック | |
価格 | 10,945円 |
重さ | 393g(バッテリー含む) |
解像度 | 800×480 |
DVR | 30fps |
人間工学に基づいたデザイン設計されており、顔周りのフィット感が良いゴーグルとなっています。
解像度やDVRは他のゴーグルに見劣りしますが、解像度に関しては800×480なので十分な数値があり、DVRに関しては30fpsあるので、日頃観ているテレビと同じフレームレートなので問題ないスペックです。
価格がすごい安いので、重さが気になる部分ではありますが、性能は申し分ないので、こちらも入門編としてお勧めします。
分離可能なデザインとなっており、送信機や三脚に装着すると5インチのモニターとして利用できます。
Walkera Goggle 4
Walkera Goggle 4のスペック | |
価格 | 19,800円 |
重さ | 528g |
解像度 | 800×480 |
DVR | fps |
FPVゴーグルの中でも重たいものになります。
5インチのHDスクリーンが付いているので、見た目も結構大きい印象を持ちますが、人間工学に基づいたデザイン設計になっているので、つけ心地は良く、ヘッドストラップは調節可能で頭への圧力も軽減されています。
動作時間は120分以上と長い持久力で、明るさなども調整することができます。
ダブルアンテナなので、ストレスのない受信を可能にしています。