ドローンスクールとGoogleで検索すると、このようにサジェストで「ドローンスクール 意味ない」というキーワードが出てきます。
SNSでも、このように「ドローンスクールに受講する意味なんてない」と言ってる人も少なくないので、今から受講を考えている人からしたら不安に感じると思います。
そこで今回は、実際にドローンスクールに受講して国家資格である「一等資格」を取得した私が、ドローンスクールに通う意味がないのかどうかを紹介していきます。
この記事を最後まで読むことでドローンスクールの以下について理解できます。
- 意味がないと言われてしまう理由
- 資格の必要性
- 受講するメリット
実際に一等資格の取得をした私が、一等資格について本音でぶっちゃけいている動画を作りましたので、国家資格の取得を考えている人は、こちらも参考にしてみてください。
ドローンスクールが意味がないと言われる理由
そもそもなぜドローンスクールに受講する意味がないと言われてしまうのでしょうか。
その理由について大きく以下の3つが挙げられます。
- 資格がなくても飛行できるため
- 受講料が高いため
- 仕事が取れないため
資格がなくても飛行できるため
現在、ドローンを飛行させる上で資格を保有していなくても飛行させることができてしまいます。
そのため、わざわざドローンスクールに通ってまで資格を取得する必要がないと考えている人が多いんだと思います。
受講料が高いため
ドローンスクールの受講料は、受講内容にもよりますが、10~100万円とかなり高額です。
そのため、現時点での必要性と受講料を天秤にかけたときにあまり必要性を感じないと思う方が多いのでしょう。
今後ドローンを扱ったビジネスをしたり、すでに仕事でドローンを活用している人でない限り、ドローンスクールに通う必要性を感じないのは普通のことでしょう。
仕事が取れないため
ドローンスクールで受講し、資格を取得できたとしても仕事が取れない人がほとんどです。
ドローンの仕事で活かすために資格を取得したのに、結局仕事を取れなければ、本末転倒ですよね。
このように実際に資格は取得したけど、仕事が取れなかった方達が、「意味がなかった」とX(旧Twitter)などでつぶやいてることも要因なのかもしれません。
ただ、X(旧Twitter)やInstagramなどに「一等資格保有」などと記載するだけで仕事が取れるほど甘くないため、ドローンの仕事をとりたいと考えている方は、自分から営業活動をすることオススメします。
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民間資格と国家資格の必要性
ドローンの資格には大きく民間資格と国家資格の2つあります。
それぞれの必要性について紹介していきます。
民間資格
民間資格には、JUIDAやDPA、DJI CAMPなど多数ありますが、どの資格を取ってもほとんど同じです。
ドローンの資格が国家資格化された今、正直民間資格の必要性をあまり感じる方は少ないでしょう。
ただ、なるべく安く操縦技術を教わりたい方や飛行実績がある証明が欲しいという方は取得すると良いでしょう。
また、国家資格である一等資格と二等資格の初心者コースはどこのスクールも高く、一等資格に関しては約100万円するところもあります。
なので、デイトラなどの10万円ほどで民間資格を取得できるスクールで資格を取得し、経験者コースを受講することで安く国家資格を取得できるというメリットもあります。
- 安く操縦基礎を学びたい人
- 安く飛行実績の証明書が欲しい人
- 安く国家資格を取得したい人
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国家資格
国家資格には、一等無人航空機操縦士と二等無人航空機操縦士の二種類あり、それぞれ保有することで飛行できる範囲や申請の有無が変わります。
一等無人航空機操縦士 | ・レベル4飛行が可能 ・カテゴリーII B飛行の申請・許可が不要 |
二等無人航空機操縦士 | ・カテゴリーII B飛行の申請・許可が不要 |
レベル4飛行は、有人地帯の目視外飛行のことで、国家資格化される前までは禁止されていましたが、国家資格化により可能となりました。
これにより、空撮や物流などの可能な範囲が広がりました。
そのため、レベル4飛行を仕事もしくは趣味でする方は、一等資格は必ず取得しましょう。
一方、二等資格は申請が不要になるだけなので、申請作業を面倒に感じない人は取得する必要はないでしょう。
- レベル4飛行をする人
- カテゴリーIIB飛行の申請の手間を無くしたい人
- 社会的信用が欲しい人
申請の免除は、国家資格を保有した上で型式認証を受けたドローンで飛行する場合のみとなります。
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実際にドローンスクールに受講してみた
実は筆者である私はドローンスクールに受講し、国家資格である「一等資格」を取得しました。
きっかけはたくさんあるのですが、一番はドローンを活用した仕事をしたいと以前から思っていたからです。
現時点では、資格を持っていなくても仕事はできるのですが、今後試験内容が難しくなったり、保有者じゃないと飛行できなくなったら嫌だったので、なるべく早く取ろうと思い、気づいたらドローンスクールに受講の申し込みをしていました。
ただ、やはり受講金額は安くはないので、自分にとって本当に必要性があるのかをよく考えてから取得しても遅くないでしょう。
ドローンスクールに受講して良かった点
先ほど私がドローンスクールに受講したことについて話しましたが、ここでは受講してみて良かった点について紹介していきます。
ドローンスクールに受講しようか悩まれている方は参考にしてみてください。
- 操縦技術が身に付く
- 飛行実績のある講師と話せる
- 資格が取得しやすい
操縦技術が身に付く
操縦技術はドローンスクールに受講する前と比べて圧倒的に身についたと思います。
受講する前は自分の操縦の何が悪くて何が良いのか全くわかっておらず、自分の操縦を講師に見てもらった際に指摘された点が多かったのを今でも覚えています。
プロポの持ち方、電源を付ける優先順位、当て舵のやり方など、受講したことで新しい発見が多数ありました。
独学では中々気付けない点を学べるのはドローンスクールの魅力だなと思います。
飛行実績のある講師と話せる
周りにドローンを飛行させている人がいなかったため、ドローンの操縦体験や業界の動向など聞ける機会がほとんどありませんでした。
ですが、受講してみると、仕事でドローンを飛行させている方達がいますので、気になることを多く聞くことができました。
ドローンを操縦する上での注意点や失敗談、需要のある業界など今後仕事としてドローンを扱っていく身からしたら、貴重なことを聞けて良かったです。
資格が取得しやすい
多くの方は、ドローンスクールに通わないと国家資格を取得できないと思われているでしょう。
しかし、実際はそんなことはなく、ドローンスクールに受講しなくても、直接実技試験と学科試験に合格すれば取得できます。
ただ、素人がドローンスクールに受講せず、一発で合格できるほど試験は甘くないです。
特に一等資格の実技試験は、ATTIモードつまりGPSなどの機能をOFFにした状態で操作し、合格しなければいけません。
それに比べて、ドローンスクールでは、試験の予習をひたすらできますし、結構な時間練習するので、比較的合格しやすいです。
ドローンスクールに受講して悪かった点
先ほど、良かった点を紹介しましたが、受講して悪かったなと感じた点も紹介しておきます。
それが、以下の2点です。
- 受講費用が高い
- 練習場までの距離が遠い
受講費用が高い
先ほども少し話ましたが、ドローンスクールの受講料は高いです。
一等資格の経験者コースでも30万円は超えてきます。
そのため、中途半端な判断で受講してしまうと後々後悔してしまうので、受講する際は必要性があるかちゃんと考えるようにしましょう。
練習場までの距離が遠い
ドローンスクールの練習場は基本的に辺鄙な場所にあります。
そのため、行くまでに時間がかかったりします。
私は、往復3時間かけて行っていたので、受講される際は、後悔しないように練習場が近いかどうか確認してからにしましょう。
ドローンスクールに受講する前に必要性を考えよう
今回は、ドローンスクールに受講する意味について話してきました。
周りが「ドローンスクールなんて意味がない」と言っているからという理由で「受講する意味がない」と決めつけるのは止めましょう。
実際にドローンスクールに受講する必要性があるか自分で考え、結果必要性があると感じれば、受ければ良いでしょう。
国家資格を取得するためにドローンスクールに通おうと思われている方は、安く国家資格を取得する方法を以下の記事で紹介していますので、是非参考にしてみてください。
また、どこのドローンスクールに通えばいいかわからないという方は、自分に合ったドローンスクールを簡単に探せる「みんなのドローンスクール評判」というサイトも運営していますので、こちらを参考にしてもらえると嬉しいです。
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