「ドローンって農業のどこで使われてるの??」
「農業用のドローンを導入したいけどどれくらい費用かかるの??」
近年、農業でも利用されているドローンですが、どんな場面で利用されているのか、導入するのにどのくらい費用がかかるのか気になりますよね。
そこで、今回は、農業でドローンがどのように活躍しているのかや農業用ドローンの導入費などについて紹介していきます。
この記事を最後まで読むことで以下の3つについて理解することができます。
- 農業でのドローンの利用用途
- 農業用ドローンの導入にかかる費用
- 農業用ドローンを利用する購入以外の方法
ドローンは農業のどんなところで活躍する??
農薬散布
代表的なのが、農薬散布です。
タンクが搭載した農業用のドローンに農薬を入れて操縦し、空中から農薬を散布します。
また、機種によっては、プログラミングできるのもあるので、自動でドローンが農薬散布してくれたりもします。
そのため、人手不足で困っている農家さんや体力的に厳しい年寄りの農家さんには重宝されています。
他にも肥料とかにも対応してるドローンも存在します。
作物の生育状況を確認
作物の生育状況を確認する上でもドローンは活躍しています。
農林水産省農産局技術普及課の資料によると、1時間かかる上記の作業がドローンを導入することで5分に短縮できたとの結果が出ています。
また、ドローンのカメラから得た生育状態をデータとして蓄積することができるので、今後の改善や後継者への育成などの場面でも活躍します。
生育以外にも害虫や雑草の確認をするのにも利用されています。
農業用ドローンを運転するのに免許は必要!?
結論から言うと、農業用ドローンを運転する上で免許は必要ありません。
しかし、メーカーによっては、農業用ドローンは購入するためにメーカーに決められた資格がないと購入できなかったりします。
例えば、DJIの機体を購入するには、農業ドローン技能認定証明証という資格が必要となります。
基本的にこのような資格を取得するには、ドローンスクールに通う必要があります。
農業用ドローンの導入にかかる費用は??
少しでも今の作業を効率化したいと思っている農家の方は、農業用のドローンの導入を検討していると思います。
しかし、導入する際に気になるのが、かかる費用ですよね。
農業用のドローンを導入するのにかかる費用は大きく以下の3つになります。
- 機体費
- メンテナンス費
- 資格取得費用
機体費
農業用ドローンの導入に一番かかる費用がこの機体費です。
なんと農業用ドローンにかかる費用ですが、80〜300万円と高額です。
ここの金額は、ドローンのスペックやメーカーによって大きく変わってきます。
メンテナンス費
機体の寿命を少しでも長くするために一年に一回ドローンのメンテナンスを企業に任せるとなると、10万円はかかります。
機体費ほどではありませんが、高額ですので、この費用をケチろうと思っている方も少なくないと思います。
しかし、先ほども紹介しましたが、機体費がかなり高額ですので、このメンテナンスを怠って機体が壊れてしまった場合、再度高いお金を出して購入する必要があります。
そのため、メンテナンスは欠かせないように行うことをオススメします。
資格取得費用
購入するドローンによっては資格を取得する必要があります。
これは、決められたドローンスクールに通う必要があり、この受講にお金がかかります。
農業に特化したドローンスクールの相場は大体20~30万円です。
しかし、このドローンスクールでは、資格取得ができるだけでなく、農業用ドローンの操縦方法や知識を身につけることができるので、農業用のドローンの導入を考えているなら通った方がいいでしょう。
ドローンスクールについてもう少し詳しく知りたいという方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
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レンタルで一度試しに利用してみるのもあり!!
農業用ドローンは、ドローンの中でも比較的金額が高く、初期投資がかなり大きくなります。
そのため、実際に買ってみて使ってみたら大して効率化できなかったなんてことが起きたら、機体にかかった費用が勿体ないです。
なので、初めはAerialWorksなどでレンタルできるところで一度契約して試してみて、問題がなければ購入するという方が、リスクを抑えて機体に投資ができるでしょう。
レンタル以外にも農薬散布代行サービスも存在する
先ほど、機体のレンタルを行なっているところもあると紹介しましたが、農薬散布代行サービスというのも存在します。
このサービスは、代わりに農薬をドローンを使って散布してくれるというもので、以下の面倒な手間をしなくて良くなります。
- 国土交通省への申請
- 機体のメンテナンス
- 資格取得
金額については、企業によって異なりますが、相場としては、1反(10a)あたり1500円〜2000円ほどとなります。
例えば、農地の広さが1haだった場合、一回あたり15000〜20000円かかります。
そのため、農業用ドローンの購入資金100万円あったら、代行サービスを50~70回を頼むことができるということです。
農業用ドローンを購入することと比較した上で、代行サービスの方がお得だなと思ったら、以下のいずれかのサービスで頼んでみても良いでしょう。