ドローンの撮影にかかる費用は??空撮映像の利用用途や依頼前に確認すべきことについて

ドローンで撮影する際に、自分自身で撮影する場合も誰かに依頼する場合も管理者に支払う料金や交通費、その他雑費などいろいろお金はかかってきます。

それが商業目的なのか趣味での撮影なのかでも変わってくる場所も中にはあります。

そこで、今回はドローンで撮影する上で、かかる料金や内訳、あらかじめ整理しておくポイントなどについて紹介していきます。

この記事を最後まで読むことで、ドローンで空撮したい人が気になる以下の3つについて理解することができます。

  •  ドローン撮影を依頼するのに掛かる費用や内訳
  •  ドローン撮影を依頼する前に整理すべきこと
  •  オススメのドローン撮影会社3選!!
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空撮映像の利用用途は??

  • TV・映画
  • 企業PR・広告
  • 趣味(動画ブログ・SNS)

TV・映画

空撮映像の利用用途の1つ目がTVと映画です。

以前は空撮映像というとヘリコプターやクレーンが主流で、多くの人員やコストがかかっていました。

しかしドローンは、コストを抑えて今までにないクリエイティブな表現ができるという理由から、現在はTV・映画などエンタメ業界の主流になってきています。

例えば、人が立ち入ることができない場所で景色や建物、動物を撮影することができます。

視聴者の興味・関心を惹きつけるには最適な媒体といえるでしょう。

企業PR・広告

空撮映像の利用用途の2つ目が企業PRと広告です。

空撮映像は視聴者に新鮮さと驚きを与えるインパクトがあり、競合他社との差別化を図れます。

また、高画質である空撮映像をCMだけでなく、SNSに投稿すれば多くのユーザーに拡散されていく可能性が高いです。

不特定多数の人たちに発信することができれば、認知や購買意欲にもつながっていきます。

多額の広告費をかけることなく、効率よくインパクトある発信ができることが大きなメリットといえるでしょう。

趣味(動画ブログ・SNS)

空撮映像の利用用途の3つ目が趣味(動画ブログ・SNS)です。

撮影した空撮映像はYouTubeやSNSに投稿することが可能なので、自分の世界観を他者に伝えることができます。

ドローンは高い機体だと価格が数十万するが、安い機体の場合は5000円から購入することができ手頃な値段で始められるところも魅力の一つです。

実際に筆者の知人にもドローンの空撮映像を趣味で始めて副業にした人がいるので、将来の自分の仕事につながる可能性もあるといえます。

ドローン撮影を依頼するのにかかる費用は??

  • 空撮動画撮影
  • 空撮写真撮影

空撮動画撮影

空撮動画撮影の相場は6万円〜9万円です。

空撮動画撮影では、大きなドローンを使用するため空撮写真撮影に比べて費用が高くなります。

基本料金(空撮1回・飛行3回・2時間以内)のほかに、出張費は撮影者とドローン操縦者に分かれて行うため2名分の支払いが必要です。

大手の空撮撮影会社のドローン空撮.comの空撮写真撮影プランでは77,000円〜依頼が可能です。

空撮動画撮影は、主に記念動画やTV・CM、企業広告の動画素材を目的に利用されます。

空撮写真撮影

空撮撮影は動画をイメージする方も多いと思いますが、写真撮影だけを依頼することも可能です。

空撮写真撮影の場合は小さなドローンが使用されます。

空撮写真撮影の相場は4万円〜6万円で、基本料金(空撮1回・飛行3回・2時間以内)と基本出張費1名分かかります。

大手の空撮撮影会社のドローン空撮.comの空撮写真撮影プランでは44,000円〜依頼が可能です。

空撮写真撮影は、主に記念撮影、企業のPR、建設現場の記録などが目的で利用されます。

ドローン撮影費用の内訳

  • 飛行調査・飛行経路設計
  • 飛行撮影時間
  • ロケハン
  • 天候日程調整費
  • 交通費・移動費
  • 国交省へのドローン撮影許可
  • ドローンカメラマン
  • 打ち合わせ

飛行調査・飛行経路設計

ドローン撮影には事前にどのようなアングルで、飛行ルートで撮影するか調査が必要です。

基本的にはPCや役所への電話確認で調査設計が進められます。

一部空撮撮影会社のプラン代金と別途の場合もありますが、多くはプラン代金に含まれています。

飛行撮影時間

飛行撮影時間は撮影会社のプランによって様々です。

短い時間だと15分のプラン、長い時間だと7時間のプランがあります。

飛行撮影時間の長さにより金額が大きく変わるので、撮影規模を考慮して決めることがおすすめです。

ロケハン

ロケハンは、事前に撮影場所の調査を行います。

事前に調査を行うことで、撮影できる場所なのか撮影当日の想定が可能です。

料金は撮影日と別日の場合は交通費や飛行調査料がかかり相場は35,000円〜になりますが、安心して撮影当日を迎えることができます。

天候日程調整費

天候日程調整費はプランに含まれる場合と別途料金がかかる場合があります。

屋外撮影では天気の良い日であることはもちろん、雲や風の状況を見ながら撮影を行います。

天気は調整できないため、条件が合わない場合は別日で調整が必要です。

交通費・移動費

交通費・移動費は基本的に自動車での移動を想定します。

撮影会社により異なりますが、以下の代金が交通費・移動費に含まれますので、事前に撮影会社に確認しましょう。

  • 燃料代
  • 有料道路代
  • 交通時間(拘束時間)
  • 駐車場代

国交省へのドローン撮影許可

航空法で禁止されているエリアでは国土交通大臣への撮影許可申請が必要です。

申請を怠ると最悪の場合は法律違反になることもあります。

ドローンの撮影会社が申請してくれる場合と自身で申請する場合がありますので、必ず確認しましょう。

ドローンカメラマン

ドローンカメラマンはドローン撮影を専門としている操縦者・撮影者のことで、空撮撮影会社のプランや必要人数によって費用が異なります。

また、ドローンカメラマンは技術が高ければ高いほど費用がかかるので予算を考えながら決めましょう。

打ち合わせ

ドローンの空撮撮影では、事前に打ち合わせが必要です。

電話やネットでの打ち合わせの場合は無料ですが、直接会って打ち合わせをする場合は別途料金がかかる場合もあります。

訪問打ち合わせの相場は3万円〜かかります。

ドローン撮影にかかるオプション費

  • 動画編集/strong>
  • 写真加工
  • 飛行許可申請代行

動画編集

ドローン撮影した動画の編集は別途費用がかかります。

しかし、TV・CMや企業広告の動画素材の場合は撮影したものをそのまま使用することは困難です。

視聴者の心を惹きつけるためにはさらに編集する必要があります。

相場は5万円〜ですが、空撮撮影会社や動画の時間により費用が異なるので事前に確認が必要です。

編集を受け付けていない空撮撮影会社もあるので、撮影と編集両方ができる空撮撮影会社に依頼することをおすすめします。

写真加工

動画と同じくドローン撮影した写真の加工にも別途費用がかかります。

撮影した写真は加工なしのそのままの状態だと使いづらいです。

企業PRでは綺麗な写真であればあるほど視聴者の心を惹きつけることができるため、写真写りがよくなるように加工する必要があります。

写真加工の加工例としては以下のものがあげられます。

  • 曇り空を晴天に加工する
  • 電線などの写り込んだものの削除
  • 建物などの着色

相場は5000円〜なので、比較的依頼しやすい料金となります。

飛行許可申請代行

飛行許可申請代行では自身に代わって申請書類を制作してもらいます。

自身で飛行許可申請することも可能ですが、必要な書類は多岐に渡り、作成に時間がかかります。

不備があれば許可は得られないので、確実に申請許可を得るためにも代行に依頼しておくことがおすすめです。

依頼する場合は、飛行許可申請の代行が可能なのは行政書士だけなので行政書士事務所に依頼しましょう。

料金は飛行範囲や機関により異なりますが、2万円〜依頼が可能です。

どこの行政書士に頼むか迷った場合は、ドローン専門のトライフ行政事務所がオススメです。

ドローン撮影を依頼する前に整理すべきこと

  • ドローン撮影の目的やイメージを整理する
  • 予算を決めておく
  • ドローン撮影の品質確認をする
  • 写真加工や動画編集を依頼できるか確認する
  • キャンセル料金を確認する

ドローン撮影の目的やイメージを整理する

ドローン撮影を依頼する前には「ドローン撮影の目的やイメージを整理する」必要があります。

目的やイメージが決まっていないと、空撮撮影会社との認識のズレが起き、思った通りの映像が撮影できません。

「断崖絶壁から海に向かって美しい夕日を撮影し、人々に驚きと感動を与えたい」など何を目的に撮影するのか、人々にどのようなイメージを与えたいのかなど整理しておくことで、空撮撮影会社と効率よく打ち合わせをすることができます。

予算を決めておく

ドローン撮影を依頼する前には「予算を決めておく」ことが大事です。

企業PRや広告などでは視聴者の心を惹きつけたいという思いから、こだわりが強すぎて予算をオーバーしがちです。

最高の写真・動画素材を手に入れたい気持ちはわかりますが、最初に予算を決めておく必要があります。

そのうえでどこに一番お金をかけたいのか、どこにこだわりたいのか優先順位を考え、当日予期せぬ出費にも備えて予算に余裕をもって依頼しましょう。

ドローン撮影の品質確認をする

ドローン撮影を依頼する前には「ドローン撮影の品質確認をする」必要があります。

大手の空撮撮影会社に依頼する場合は品質が悪いことはないと思いますが、依頼した後にトラブルにならないようにするために事前にホームページなどで情報収集することが大切です。

確認することとしては、以下のとおりです。

  • ドローンを幅広く取り揃えているのかを確認する
  • 空撮撮影会社のホームページに公開されている作品を視聴する

事前情報を得て、トラブルを防ぐようにしましょう。

写真加工や動画編集を依頼できるか確認する

ドローン撮影を依頼する前には「写真加工や動画編集を依頼できるか確認する」ことが大切です。

ドローンで撮影した写真や動画はそのまま使用すると使いづらいです。

特にTVや企業PRでは視聴者の心を惹きつけて認知や購買意欲につなげていくため、写真加工や動画編集を依頼することは必須です。

空撮撮影会社によってプランに含まれていたり、別途料金がかかったり異なります。

別途料金でも受け付けない会社も稀に存在するため、事前にホームページなどで確認しましょう。

キャンセル料金を確認する

ドローン撮影を依頼する前には「キャンセル料金を確認する」ことが必要です。

原則雨天や機材トラブル以外でのキャンセルは好ましくないですが、自身の急な病気などやむを得ない事情の場合はキャンセルをしなければなりません。

空撮撮影会社により異なりますが、大手空撮撮影会社ドローンエンタープライズは以下の料金設定です。

・撮影14日前から30%
・撮影7日前から50%
・撮影3日前から全額

事前に確認し、空撮撮影会社とトラブルにならないようにしましょう。

オススメのドローン撮影会社3選!!

ここでは、オススメのドローン撮影会社3選!!を紹介していきたいと思います。

ソラカメラ

ソラカメラは、株式会社メディアクトが運営する空撮サービスです。

西日本エリアを中心とした空撮撮影会社で、撮影実績は西日本屈指の数を誇ります。

ソラカメラを運営する株式会社メディアクトは創業40年のデザイン事務所で、空撮撮影以外にもWebデザインやマーケティングなどの提案が可能で広告にも強みがある会社といえます。

また、ソラカメラは国土交通省から全国の人口密集地の撮影許可を受けた空撮撮影会社のため、人口密集地での撮影を依頼する際にはおすすめです。

ドローン空撮.com

ドローン空撮.comは、株式会社A.L.I Technologiesが運営する空撮サービスです。

ドローン空撮,comの特徴としては、高い技術と年間400時間以上のフライト経験をもった操縦者が全国に1000名以上所属していて全国どこでも対応が可能です。

TVや広告だけでなく、建物や屋根の点検、測量、農薬散布などにも対応ができます。

また、ドローン撮影だけでなく映像編集にも対応していて、TV局出身のクリエイターなど高い技術をもつ者が品質の高い動画を制作してくれるのでおすすめです。

ドローンエンタープライズ

ドローンエンタープライズは、TVや映画、広告などのクリエイティブな撮影をメインとする空撮撮影会社です。

大きな特徴としては、1000以上の案件の実績がある代表が担当します。

「どのような実績をもった人がくるのだろう」といった心配が一切いらないため、安心して依頼することができます。

また、時間制プランでは料金が時間制になっており、撮影カット数やフライト数に制限がないなどわかりやすい料金設定になっているのでおすすめです。

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