「DJIの農業用ドローンってどれくらいかかるの??」
「DJIの農業用ドローンって資格必要なの??」
ドローンといえば、DJIですが、実はここのメーカーは農業用のドローンもいくつか発売しており、導入している農家の方も増えています。
しかし、いざ自分も導入したいと考えていても、実際どれくらいのお金がかかるのか、どんな資格が必要なのかなど疑問に感じることが多々あると思います。
そこで今回は、DJIの農業用ドローンを導入するのにトータルどれくらいお金がかかるのかや必要な資格などについて紹介していきます。
この記事を最後まで読むことで以下の3つについて理解することができます。
- DJIの農業用ドローンに必要な資格
- DJIの人気の農業用ドローンモデル
- DJIの農業用ドローンにかかる導入費
DJIの農業用ドローンを購入するには資格が必要!?
DJIには一般のドローン以外にも農業用のドローンが存在するのですが、このドローンを操縦するにはUTCが発行する「農業ドローン技能認定証明証」が必要となります。
この資格は、UTCの認定を受けたドローンスクールでしか取得できないため、購入する前に必ずドローンスクールに通って資格を取得しましょう。
DJI農業用ドローンの資格を取得できるドローンスクール3選!!
UTCが発行する「農業ドローン技能認定証明証」の資格を取得できるドローンスクールを3つ紹介していきます。
ヤンマースカイスクール
ヤンマースカイスクールは、13拠点に展開しているUTC認定のドローンスクールです。
このスクールのメリットはなんと言っても、受講者の地元まで講師を派遣してくれるので、自宅から気軽に通える点です。
また、コースもそれぞれ取得したい機体毎に存在し、コースによって金額や日数も変わってきます。
そのため、自分が購入したい機種を先に決めてから受講するようにしましょう。
- 詳細
- 拠点:
北海道、秋田、岩手、山形、新潟、茨城、石川、滋賀、広島、福岡、熊本
アフターフォロー:不明
料金:220,000円~
コハタドローンスクール
コハタドローンスクールは、東北に拠点を置いてるドローンスクールで、北海道、岩手、青森、秋田の4県で開校しています。
UTC認定の農業用ドローンインストラクターが指導してくれるのはもちろんのこと、ドローンを触ったことがない方でも安心して受講できる初心者コースも存在します。
また、インストラクターの方は、農薬散布歴10年以上と実務経験が豊富な方です。
最新機種であるDJI T10とT30も教習で取り扱っているので、DJIの農業用ドローンの最先端の技術に触れたい方にはオススメです。
- 詳細
- 拠点:北海道、岩手、青森、秋田
アフターフォロー:有
料金:不明
高岡屋ドローンスクール
高岡屋ドローンスクールは、滋賀にあるUTC認定の農業に特化したドローンスクールです。
このスクールは少人数制を導入しているため、より充実した教習を受けることができます。
スクールを卒業後も、購入したドローンの定期点検や修理などにも対応して頂けます。
ドローンは、DJIだけでなく、NTTの農業用のドローンも操縦体験することができます。
- 詳細
- 拠点:滋賀
アフターフォロー:有
料金:¥162,800~
DJI農業用ドローンの人気モデルの価格や特徴について
DJI農業用ドローンの人気モデルの気になる価格や特徴について紹介していきます。
DJI農業用ドローンの各種スペック |
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AGRAS T30 | AGRAS T10 | AGRAS T20 | |
価格 | 約170万円 | 約120万円 | 約160万円 |
ノズルの数 | 16個 | 4個 | 8個 |
タンクのサイズ | 30L | 8L | 16L |
最大有効の噴霧幅 | 7.5~9m | 4~6m | 4~7m |
1時間あたりの作業効率 | 最大16ha | 最大6.7ha | 最大12ha |
バッテリー稼働時間 | 2時間 | 2時間 | 2時間 |
完全自動運転 | 可能 | 可能 | 可能 |
AGRAS T30
AGRAS T30は、DJIの農業用ドローンの中でも最新モデルです。
今までDJIが発売した農業用ドローンの中で一番スペックが高いモデルでもあります。
30Lのタンクと16個の噴霧ノズルを搭載していため、より均一な散布と強力な浸透を実現できます。
1時間あたり、16haに散布が可能となり、前世代と比べたら33.3%向上しています。
価格は約170万円と高額です。
AGRAS T10
AGRAS T10もT30と同時期に発売されたモデルです。
T30と比べてノズルの数(4個)、タンクの量(8L)は少ないですが、その分軽量で持ち運びしやすいです。
軽量タイプにも関わらず、1時間あたり最大6.7haの散布が可能です。
価格は120万円とT30と比べても50万円ほど安いので、そこまで広い農地で使うわけではないのであれば、T10で十分でしょう。
AGRAS T20
AGRAS T20は、先ほど紹介したT10とT30の一個前のモデルになります。
ノズルの数は8つ、タンクの量は16Lと最新モデル双方の間のスペックを持っています。
1時間あたり、最大12haに散布可能です。
価格は約160万円なので、価格がT30と大して変わらないため、購入するならスペックの高いT30をオススメします。
DJIの農業用ドローンの評判
DJIの農業用ドローンの各種の評判をまとめてみたので、今から購入を考えている方は、参考にしてみてください。
AGRAS T30
AGRAS T30,車にスッポリ入っちゃう🤭‼️
大きく見えて、意外とコンパクトな機体なんです〜✨#agras #agrast30 #コンパクト #農業用ドローン #スッポリ pic.twitter.com/hsRAIZmbJG— 東洋エンジニア/JUAVAC滋賀校 (@toyo_1211) June 9, 2022
DJIの農業散布用ドローン、Agras T30導入しました。
フォルムがカッコよいだけでなく、タンク容量やフレームが太くなったりと実用面でも進化した素晴らしい機体です。 pic.twitter.com/zLg2pwluhH
— 国際ドローン協会【公式】 (@IDA_drone1115) April 6, 2022
ドローン初フライト!
ドキドキしましたわ!
坊ちゃんカボチャ防除!#農村からのひとこま #農作業#坊ちゃんカボチャ#坊ちゃんカボチャ防除#dji#djit30 pic.twitter.com/Izy0EUDioj— style tk 5502 (@_8652974438032) July 26, 2022
朝日が昇ると、一気に明るくなりますね。
DJI T30 でのドローン散布の様子です。無人ヘリと同等の積載量(液剤30kg/粒剤40kg)の搭載が可能です。
バッテリーは2本で行っています。今日は約10haを散布しました。#加賀市 #創造社 #自動航行 #バッテリー #T30 #スマート農業 pic.twitter.com/zKVccr2u8U
— 有限会社創造社/エアステージ石川⌘ (@SOZO_DRONE) July 21, 2022
AGRAS T10
富士吉田の田園風景。農業用ドローンによる液肥の葉面散布。#DJI #Agras #T10https://t.co/4h9lqUp12g pic.twitter.com/gWmAKdENrL
— ドローンアーティスト / エルワタナベ (@koishikawa302) August 21, 2022
【インストラクター育成中🌱】
今日の帯広は☀農薬散布機#DJIT10 飛行🚀https://t.co/3NnRcUAmqi
農薬散布ドローン需要の高まりを受け
当社インストラクター教習の様子です各種農薬散布ドローン
製品説明やお見積りはこちらへどうぞ☺
AIRSTAGE帯広店https://t.co/3ZrT0AOjsA#ドローン#DJI pic.twitter.com/ICgl5Dfb1p— AIRSTAGE帯広 (@AIRSTAGE2) August 11, 2022
先週は完全自動のドローンで農薬散布をやりました。
その2日後に手動操作のドローンで散布をやりました。
手動型はDJIの T10で最新型の機種ですやっぱり自動が安全で楽だよ!#ドローン#農薬散布#dji #手動操縦 pic.twitter.com/3SKfyObkDK
— 南国好きの気まぐれおやじ(*´ω`*) (@takahito_09) August 8, 2022
AGRAS T20
ドローンによる水稲防除も本日で今期終了です。今年は除草剤散布から使用し去年の倍以上の面積を散布しました。来年までやり方忘れそうで忘れそうでww #ドローン #DJI #T20 #富山 #砺波 #水稲 pic.twitter.com/Oil24HFiJP
— たかさん@富山県砺波市を支える農業人になります (@E38410413) August 20, 2021
バリダシン散布 風が強い💦
先輩ー‼️ 合図マン サンキューでーす❗#DJI#T20#ドローン#空散#ラジヘリ#田んぼ#たんぼ#ひとめぼれ#こしひかり pic.twitter.com/jJPCspHHWt
— mashino1212 (@mashino1212) August 2, 2022
DJIの農業用ドローンを利用するのにかかるトータルの費用
ここまでDJIの農業用ドローンの機体や資格取得にかかる費用について紹介してきました。
最後にDJIの農業用ドローンを導入するのにかかるトータルの費用を紹介していきます。
これは、購入する機体や受講するスクールによって大きく変わってきますが、初期投資でかかる金額はざっくり150万円〜200万円を見ておいたらいいでしょう。
ここまで大きなリスクは負えないという方は、農業用ドローンをレンタルしてくれる業者もあるのでそのようなところでレンタルして一度試して見てもいいでしょう。