「女性でもドローン操縦士になれるのかな…」
年々、ドローンの需要が増えてきてるのに伴い、ドローン操縦士も増えてきていますが、どうしても男性が就く職業というイメージがありますよね。
そのため、ドローンに興味あるのに女性だからという理由でまだ踏み込めていない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、女性のドローン操縦士が活躍してる場や女性にオススメのドローンスクールなどについて紹介していきたいと思います。
この記事を最後まで読むことで以下の3つについて理解することができます。
- 女性のドローン操縦士の活躍場所
- ドローンスクールについて
- 女性にオススメのドローンスクールについて
女性のドローン操縦士が増えている!?
近年、ドローン人口が増えており、様々な場面でドローンが活躍しています。
後ほど説明しますが、ドローンが活躍している仕事は点検業務や農業などの現場での仕事、そして仕事や趣味の延長線での空撮や映像関係、ドローンレースなどといった人々の娯楽に変わり得るものなど、たくさんの場面で活躍しています。
点検や測量、農業など男性が多く活躍している仕事で取り入れ始めたこともあり、操縦者は男性が多いのではと思っている方もいるかも知れませんが、そんなことはありません。
ドローン自体、操縦方法を理解すれば簡単に操れますし、飛行機のラジコンなどと違ってコントローラーのスティックを離せば空中でホバリングして静止してくれるので安心して操縦できます。
これらの理由から女性のドローン操縦士も年々増えているんです。
実際、空撮や映像の仕事では女性ならではの視点を活かして、多くの女性が活躍しています。
女性のドローン操縦士はどこで活躍している!?
ドローンレース
ドローンと聞いて、あまり馴染みがないかも知れませんが、段々と増えてきている分野でもあります。
都会では、屋外でドローンを飛ばすことが難しく、空き倉庫やフットサル場などを貸し出しているところが多いですが、その中にドローンレース用のコースを作っている場所もあります。
撮影用と違って、カメラ等が備わっておらず、取り回しやすいように機体も小さいのが特徴です。
今後ドローンの市場も大きくなっていくので、それにつれてドローンレースの需要も高まってくるでしょう。
ドローン世界選手権の日本代表として選ばれている白石麻衣さん(@namaikicastle)は、女性で活躍しているドローンレーサーの1人です。
空撮
空撮はドローンで一番最初に頭に浮かぶものではないでしょうか。
ドローンが普及するまでは、映画やCM、テレビ等、限られた人しか撮影できないものでしたが、ドローンが普及したことによって、一般人でも気軽に空撮が出来るようになりました。
そしてかつては大掛かりなセットを組んで撮っていた映像も、ドローンの登場でより簡単に、より自由な映像を撮ることを可能にしました。
最近のドローンはカメラも高画質で、ドローンでしか撮れない角度での映像なども魅力的となっています。
ドローン事業で一番女性の参入者が多い事業です。
点検
点検業務は、作業員がヘルメットを被って、重たい工具を装備し、命綱をして高所などの公共インフラの点検や診断業務をしてきました。
高所の点検であれば、足場を組み、人間が目視で確認したりなど、危険を伴いながらの作業が一般的でした。
ドローンが普及してからというもの、それらの作業をドローンが変わって出来るようになり、次第に産業用ドローンなどの高性能な機体も次々開発され、今はなくてはならない存在となっています。
企業などのパンフレットなどには、女性がヘルメットを被って載っているものもあるので、女性が操縦して作業している会社も増えていると思います。
農業
最近、農業に携わる若者が増え、同時に女性の方も増えてきました。
農業は今までほとんどの作業を人の手でしてきたこともあり、点検業務と同じく、ドローンを参入させることによって飛躍的な成長を遂げた分野です。
主に農薬散布ですが、ドローンに農薬や肥料を積載させて農地の上空から撒けば、従来のような広大な土地に対しての人件費や時間と比較すると、時間削減と同時にコストの削減が可能になります。
どうしても人間の手を加えないといけない作業もあるとは思いますが、夏の暑い時期に、冬の寒い時期にといった外での長時間労働も削減されるでしょう。
ドローン操縦士を目指すならドローンスクールで資格を取得しよう
最初に言っておきますが、ドローンを飛ばすだけなら資格は必要ありません。
2020年の改正航空法に基づき、2022年6月20日からドローンの機体の登録は義務になっていますが、あとは申請と許可を貰えれば、大袈裟に言えば、どこでも飛ばすことが可能です。
ですが、理由は後述しますが、やはり国土交通省認定のJUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)、DPA(一般社団法人ドローン操縦士協会)が発行する資格を取得することをお勧めします。
JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)では、無人航空機を安全に飛行させるための知識と操縦技能を有する者を証明する『操縦技能証明』と無人航空機の運航に関わる十分な安全と法律の知識を有し、飛行業務の安全を管理する者を証明する『安全運航管理者証明』を取得できます。
DPA(一般社団法人ドローン操縦士協会)では、回転翼航空機の飛行に必要な基礎知識と操縦する基本技術を持っていることを証明する『ドローン操縦士回転翼3級』を取得できます。
これらの資格は、ドローンの操縦技術を証明できる資格であり、国土交通省などに申請する際の手間を一部省略できます。
噂程度ですが、これらの資格を取得していると、国家資格化される際に実技試験の一部、または全部の免除があるということもちらほら聞こえてきます。
女性にオススメのドローンスクール5選!!
デイトラ
デイトラのドローン講習は、座学は完全オンライン学習で、実技の練習に関しては軽量で小型のドローンを3ヶ月間無料レンタルすることができます。
通学のスクールが多い中、オンライン授業な上、長期に渡っての講習なので、ドローンについてじっくり学びたい人や近くにドローンスクールがない人にとっては有難いです。
講習費用も安く、認定試験は東京・大阪・兵庫・名古屋・福岡・札幌の6つの地域で受けることが可能です。
チャット形式でプロのドローンパイロットに気軽に質問できる環境も用意されているので、色々聞きながら学びたい人にもお勧めです。
- 詳細
- 拠点:オンライン
取得可能資格:UAS Level2
アフターフォロー:無
料金:¥69,800~
ドローンマスターズスクール
ドローンマスターズスクールは、大阪、兵庫姫路、岡山北、島根松山で開講しているドローンスクールです。
ドローンマスターズスクールでは国土交通省認定のDAP(一般社団法人ドローン操縦士協会)の資格が取得でき、講習には専用の機体が用意されています。
DAPはとにかく実技、実践に力を入れており、完全個別指導でしっかりとした知識、技術を身につけて卒業することができます。
そして、アフターサポートも充実しており、受講後も安心してドローンライフを送ることが可能です。
無料体験会も実施しているので、気になる方は一度申し込んでみてはいかがでしょうか。
- 詳細
- 拠点:東京、栃木、埼玉、茨城、千葉、岐阜、大阪、兵庫、島根、岡山
取得可能資格:DPA
アフターフォロー:有
料金:¥120,000~
空ごこち
空ごこちは、大阪でのスクール講習で、専用の室内練習場や屋外練習場があり、商品販売も行っているスクールです。
通常受講プランに加えて、比較的融通の利くフリー受講プランがありますが、中には仕事などで忙しく時間がない人や近くにドローンスクールがないから遠方のスクールを考えているけど、そんなに滞在できないなどの悩みを抱えている方向けに、1泊2日のスピード合宿プランが用意されています。
運営スタッフの中には、女性のスタッフもいるので男性ばかりだと不安という方にもお勧めです。
WEB開催での無料体験会もしているので、興味のある方は参加してみるのも良いかも知れませんね。
- 詳細
- 拠点:大阪
取得可能資格:JUIDA
アフターフォロー:有
料金:¥217,800~
STWORLD
STWORLDは、和歌山大学の近隣で、自然に囲まれた約90,000㎡(東京ドーム2個分)もの広大な敷地でドローンについて学ぶことのできるスクールです。
スクールでは珍しく宿泊施設や食堂を完備しており、講習プランの中には宿泊付きのプランまであり、一人一人に寄り添ったプライベート指導なので質問などしやすい環境で講習を受けることができます。
旅行会社直営のドローンスクールなので、卒業後もツアーやイベントも豊富で、卒業生コミュニティーでの意見交換、現状報告などさまざまな交流も可能です。
関西在住の方は、大阪市内から電車で南海和歌山大学駅(最寄りの駅)まで約1時間で、駅からは無料の送迎バスも出ているので比較的アクセスも良いです。
- 詳細
- 拠点:大阪、和歌山
取得可能資格:JUIDA
アフターフォロー:有
料金:¥5000~
日本ドローンアカデミー
日本ドローンアカデミーのドローンスクールはしっかりとドローンを基礎から学びたい人にお勧めします。
こちらはドローンスクールの座学、飛行実習の時間において、規定の必要時間を大幅に超えた受講内容を売りにしているドローンスクールです。
目的が資格取得だけに留まらず、その後の技術の進歩、実践力を養うということに重きを置いています。
卒業後の窓口相談もしており、資格取得が目的にならないように考えているスクールなので、ドローンで仕事をしたい、ドローンで事業を起こしたいといった仕事をメインに考えている人に向いているスクールでしょう。
- 詳細
- 拠点:東京、名古屋、大阪、札幌
取得可能資格:JUIDA
アフターフォロー:有
料金:¥270,000